今の働き方と、やりたいことの話
最近、「どんな働き方をしているんですか?」と聞かれることが増えてきました。説明すると少し長くなるので、今の働き方についてまとめてみようと思います。
結論から言うと、今は 「時短正社員 + 業務委託 + 地域活動」 という形で、仕事と生活を組み立てています。
自分の生活が安定するだけでなく、地域の活動や文化にも関わり続けられる。今のところ、自分にとってはとてもバランスの良い働き方です。
ただ、ここに至るまでにはそれなりに試行錯誤もありました。大学院を出て数年間、アーティストとしてフリーランスをしていた時期もあり、地域活動にのめり込みすぎてしまった時期もありました。
そうした経験を経て、 「安定して暮らしながら、地域にも関わり続けられる働き方」 を考え続けてきた結果が、今の形です。
今の仕事
現在の主な収入源は次の3つです。
- 時短正社員
- 数社の業務委託(固定契約)
- 単発案件
仕事の内容としては、Webプロダクトの運営において 「集客・分析・改善・業務効率化」 を分断せず、事業の成長につながる形で一体的に担う仕事をしています。
具体的には、マーケティング全体の方針設計から、KGI/KPI設計、データ計測環境の整備までを担当しています。
また、AIコーディングを活用して 独自BIツールの開発 を行ったり、CSや営業部門の業務自動化など、MOpsや営業推進につながる業務効率化にも取り組んでいます。分析結果をもとに、プロダクト改善の提案やエンジニアとの仕様調整、ディレクションまでを幅広く行っています。
動画制作や写真撮影、コンテンツ制作の経験もあり、単発業務として行うこともありますが、 「制作そのもの」 を仕事にするというより、それがマーケティング施策として成立する形に作り上げるところまで含めて、自走しディレクションできることが自分の強みだと思っています。
収入を期待しない活動
一方で、収入を目的としていない活動もあります。
- 地域活動
- 音楽活動(教育・演奏)
- アート活動
ただし、ここで大事にしているのは 「収入を期待しない」 = 「価値がない」 ではない ということです。
そして、実際には、これらの活動の中で収入が発生することも全然あります。ありがたいことに、以前制作したアプリのように、思いがけず大きな反響や収入につながることもあります。
ただ、こういった、公益性は高い側面がある活動を 「生活費を稼ぐための仕事」 にして無理に収益を追い求めると、方針がブレたり、必要以上に工数を割かれたり、結果的に長く続けられなくなる気がしています。
ですので、これらがなくても生活はできるという状態を前提とし、 「やりたいことを想いだけで終わらせず、継続できる形にする働き方」 を実践しています。
地域活動について
地域活動としては、東京都の多摩地域を中心に活動しています。
- ぶんぶんウォーク事務局(広報部長)
- ボランティア活動センターこくぶんじ運営委員
などなどを継続的に務めているほか、、単発で 「地域が少しでも元気になるといいな」 と思う活動に、いろいろ関わっています。
私は愛知県出身ですが、学生の頃から数えると、もう20年近く多摩地域に住んでいます。この地域は自然が近く、生活コストが抑えられ、文化活動も意外と多い。とっても暮らしやのバランスがいいと思っている場所です。
ただ、私は 「多摩が特別だから好き」 という感覚ではなくて、 「人が自分の住んでいる場所を好きでいられる社会がいい」 と思っています。
もし将来、やむを得ない事情があり、どこかに引っ越すことがあったとしたら、きっとその地域の歴史を学び、同じように関わっていくと思います。「地域と人のポジティブな関係性を設計すること」が、私のライフテーマの一つだからです。
音楽活動とアート活動
音楽活動も細く続けています。
演奏活動はかなり控えめですが、地域のイベントなどで依頼があればピアノやキーボードを弾くこともあります。また、音楽教育の仕事として国立音楽大学附属高校で非常勤講師も務めています。
そして、アート活動として 「リズムシシリーズ」 という音楽教育コンテンツを制作しています。これは音で遊べるメディア・アート作品として、総計600万ダウンロードを超え、ありがたいことに第15回文化庁メディア芸術祭で新人賞を受賞するなど、多くの評価をいただくことができました。
これらも、いわゆる自己表現としての芸術というより、 「音で遊ぶ楽しさを伝えること」 に興味があるからこそ続けている活動です。

フルリモートという働き方
現在の仕事は、ほぼフルリモートです。唯一の例外は、週に1回の音楽高校での対面授業ですが、これは生活のいいアクセントになっています。
フルリモートの良いところは、複数の業務を並行しやすく、生活リズムを整えやすいこと!
そして何より大きいのが生活コストの低さです。私は東京の西側、多摩地域に住んでいます。学生の頃は音出し可能な11畳程度の部屋を月4.8万円で借りていました。破格!
今でもこの地域には、広めの2LDKで7万〜8万円台の物件が普通にあります。
生活コストが低いことは、働き方の自由度を大きく上げてくれます。必要以上に稼ぐことに追われず、本当に大切だと思うことに時間を割けるのは、この場所のおかげです。
フリーランスを経験して思ったこと
私は大学院卒業後、数年間フリーランスでした。音大や美大の出身者にはフリーランス志向の人も多いですし、私自身その自由さは好きです。
ただ、フリーランスを続けて感じたのは、すべてを自分でやる大変さ以上に、「組織の中でのマネジメント経験」が積みにくいという課題でした。
30代以降は、自分で動くだけでなく、組織の意思決定に関わったり仕組み化したりする役割が求められます。その経験がないと、結果としてどうしてもキャリアの選択肢が狭くなりやすいと思っています。
その必要性を感じて、私は 「時短正社員」 として組織に所属する道を選びました。
この働き方に至ったきっかけ
もともとはフリーランスの仕事を通して、地域の自然や歴史に関心を持つようになりました。
地域の魅力を発掘するうちにのめり込んでしまい、このままでは生活のバランスがよろしくないかも!?と思ったこともありました。
そこで、安定した収入を確保しながら、地域文化の持続可能性(サステナビリティ)をサポートする側に回りたいと真剣に考えるようになりました。
現在は、「作る人、現場で動く人の価値が、きちんと届き、続いていくための裏方」として実務で支えることが、自分の役割だと確信しています。

同時に頑張っていること
仕事以外にも、意識して続けていることがあります。
自炊
健康は何より大事なので、基本は自炊です。栄養素についてもたくさんの本を読んでかなり勉強しています。
そして、手順を最適化し、基本的に「朝ご飯は15分、昼・夕ご飯は20分以内」で作るようにしています。スピード大事!時間をかけていたら続きません。仕事と同じで、日々の改善そのものを楽しんでいます。
多摩地域には野菜の直売所もたくさん!新鮮で旬なお野菜をよくいただいています。
外出の機会があれば積極的に地域のお店で外食しますが、それ以外のタイミングでは基本的に全食自炊です!
レシピアプリ、賞味期限アプリなどもAIコーディングで自作し、便利に家事ができるようにしています。
資格勉強
勉強が大好き。実務につながる勉強はもちろん、体系的な学びも大切にしています。
直近で、
- 生成AIパスポート(GUGA)(2025年10月)
- ディープラーニングG検定(ジェネラリスト検定)(2026年3月)
- ITパスポート(2026年1月)
に合格。それぞれ、決して難易度が高い資格ではありませんが、「バランスのいい生活をしながら隙間時間で勉強して資格を取得する」ペースを大事にしています。
今後は DS(データサイエンティスト)検定や統計検定2級への挑戦も予定、セキュリティマネジメントや応用情報取得も検討しています。
インプット
マーケターとして、また一人のクリエイターとして、 「毎年漫画数百冊、ゲーム・ドラマ・映画数十作品」 を体験するようにしています。素直に新しいものを楽しめる人でいたいからです。
レトロゲームから最新のゲーム機まで、200タイトルくらいは遊べるようにしています。
旅行
休日は47都道府県を順番に巡っています。地域の食文化・歴史・自然・街の構造を学ぶ旅は、自分にとっての 「修学旅行」 のようなものです。
まとめ
今の働き方は、
安定した仕事 + 地域との関わり + 学び続ける生活
のバランスを取るために、試行錯誤の末に作ってきたものです。
世の中はこれからも変化していきますし、この形が正解かはわかりません。
それでも、毎日穏やかに暮らしながら学び続け、地域の人たちと関わりながら生きていく。
自分も、周りの人も、少しでも楽しく暮らせるように。
たくさんの方への感謝を忘れずに、そんな生活を、これからも一歩ずつ進めていきたいと思っています。

