こ゚縁がありまして、2025年4月より、国立音楽大学附属高等学校の非常勤講師を務めることになりました!出身音大の附属高校です。
音楽科の生徒向けに行われる「音楽プログラミング」の授業を担当します!(しています!もう授業は始まっています!)
私がそうであるように、音・音楽単体だけではなく、プログラミングを組み合わせる能力を磨くことで、作品制作の可能性、仕事の選択肢がグッと広がると思っています!
授業では、主にScratchとAbleton Liveを使用して、音であそべる作品づくりや、打ち込みによる音楽制作の基礎、シンセサイザーによる音作り、効果音制作などをやっていく予定です!
最近のゲーム業界でホットな、インタラクティブミュージック(場面に応じて自然にBGMが変化していくような仕組み)についても扱っていきます。
Scratchによるリズムシ!

画像の切り替えも簡単、「音楽」の拡張機能を使えば、音楽的な要素を組み込むのも簡単!
というわけで、Scratchは音であそべる作品をつくるのにはピッタリです。
タブレットでもブラウザ版がサクサク動くので、iPad上でもアプリのような操作感で遊べます。
自分の描いた絵でオリジナル楽器アプリをつくったり(すでに授業でやりました)、子どもの描いた絵で楽器をつくるワークショップをやったり、いろんな可能性が広がりますね!

Ableton Liveは、パフォーマンス用途でも使いやすいDAW。私はずっとメインの音楽制作ソフトとして使い続けています。
左から右へ時間軸が流れる通常の音楽制作ソフトとは違う、「セッションビュー」があるので、インタラクティブ要素のある音楽の実験、テストにも使いやすい!
リズムシシリーズの多くも、まずこのAbleton Live上で音をいろんな組み合わせで鳴らすテストをしてから、プログラミングをするようなつくり方をすることが多いです。

生徒のみなさんのほとんどは小中学生時代に授業の中でScratchをやってきていますし、さらに音楽的な基礎能力も高い優秀な方ばかり!すごい作品をつくる方も現れそうで、わくわくしています!
授業で伝えるひとつひとつのことが、将来どこかで生徒の助けになることを願いながら、日々精一杯、講師としての務めを果たしていきたいと思っております。