2026年1月にITパスポート試験を受験し、無事に合格しました!
今回は、
「ITパスポートって難易度どうなの?」
という点を軸に、実務者目線での合格レポートを書いてみます。
そもそもITパスポートとは
ITパスポートは、経済産業省が管轄する国家資格で、
情報処理技術者試験の中ではいちばん入門的な位置づけの資格です。
対象として想定されている人
- ITエンジニア「以外」の社会人
- これからIT分野に関わる人
- 学生・就職前の人
よく比較される
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
と違い、非エンジニア向けに設計されているのが大きな特徴、と認識しております。
難易度について
正直に言うと、
合格するだけなら難易度は高くありません。
生成AIパスポートもそうだったのですが、内容が難しくないというよりも、4択問題でかつ、合格に必要な点数がそこまで高くない、つまりは「ある程度の理解でも正解できてしまう」ことが合格難易度が低い理由です。
一方で、
- ストラテジ(経営・会計・法務)
- マネジメント(プロジェクト管理)
- テクノロジ(IT基礎・セキュリティ)
と、範囲はかなり広いです。
「簡単な資格」と言われがちですが、実務をしている人間でもこの用語、ちゃんと説明できるか?と言われると怪しいものも多く、決して中身がスカスカというわけではありません。
PPM、SWOT、MDM、EDI、BPMN、たとえばこういう用語、全部自分の言葉で解説できるでしょうか。(もちろん、業種によっては実務でほぼ使わない用語もあると思いますが…)
ITパスポートを受験したきっかけ
私は現在、仕事としては
- Webマーケティング
- Webサイトやサービスの統括ディレクター
のような実務をしています。
正直なところ、ITパスポートの内容は「基本の基本」なので、
- 取ったからといって、実務で急に役に立つ
- 今後の仕事の信頼性が大きく上がる
というタイプの資格ではないと思っております。
今回受験した理由はシンプルで、
「情報セキュリティマネジメント試験を受けたい」
という前提があったからです。
「情報セキュリティマネジメント試験」に「ITパスポート」資格が必須というわけではないのですが、前段として、一度基礎知識をきちんと勉強し直しておきたい、という意味合いでITパスポートを受けました。
あとは、単純に資格勉強が好きというのも、もちろんあります。
勉強時間と勉強方法
使った教材
いくつか比較検討した結果、テキストとしてかやのき先生のITパスポート教室を購入しました。
- こちらのテキストを1周ざっと読む
- その後はWebやアプリで過去問を少しずつ
という流れで勉強しました。
勉強期間と時間
- 勉強期間:2025年11月中旬〜2026年1月末(約2.5ヶ月)
- 主な勉強時間:
- 防水タブレットでお風呂に入りながら毎日15分ほど
- 直前期に1〜2時間まとめて勉強する日もあり
トータルの勉強時間は、
20〜30時間程度だったと思います。
一般的には100〜200時間必要と言われることが多い資格のようですが、
- ビジネス
- IT周り
の実務を数年やっていれば、このくらいの勉強時間でも十分なんとかなる印象です。
ITパスポートはどんな人におすすめか
今回の私のように、
次の資格(情報セキュリティマネジメントなど)を見据えた前段資格
として取るのは、個人的にはアリだと思っています。
ただし、
- 十分に実務経験を積んでいる人が「持っています!」とアピールする資格
ではないと思う、という点は正直に書いておきます。
おすすめできる人
- ITエンジニア志望・若手エンジニア
- 非IT系・若手社会人
- 就職前(大学生・専門学生・高校生)
ビジネス用語やIT用語は、実際に使っていない単語を覚えるのが一番しんどいと思うのですが、
「なんとなく聞いたことがある」
「会話に出てきても拒否反応が出ない」
だけでも、仕事はかなりやりやすくなると思います。
また、
エンジニアではないIT系職種(ディレクター、IT営業、CSなど)にも、条件付きでおすすめです。
就職・転職・新規業務獲得に意味はある?
これはよく聞かれる話ですが、私の認識はこんな感じです。
たとえば宅建や行政書士のように、その資格を持っていないとできない業務があるものとはまったく別物。
ITパスポートのような資格は、信頼性を「小さい係数」で掛け算してアップさせるもの、いわゆるバフだと思っています。そして、足し算ではなく、掛け算タイプ。
- 実務経験や経歴がある人が持っていれば
- もともとの信頼性100 × 1.1 = 110 くらいにアップ!
- でも
- もともとの信頼性0 × 1.1 = 0 のまま
「実績はないけれど、資格を持っているから、この人なら大丈夫!」とは基本的になりにくい。
この考え方が絶対に正しいとも思っていませんが、
体感としては、だいたいこんなイメージです。
資格勉強はやっぱり楽しい
生成AIパスポートに続いて、今回のITパスポート。
資格勉強はやっぱり楽しいな、とあらためて思いました。
AIの進歩が目まぐるしい昨今、目の前で大事なのは、「新しい情報・技術のキャッチアップ→実際の試行をハイスピードで行う」だったりするのですが、それはもちろん最優先で行った上で、座学の勉強も細く長く続けたい…
そう思います。
知っているつもりだった分野を整理できたり、「これは知らなかったな」という穴に気づけたりするのは、実務とはまた違った面白さがあります。
すでに、次の資格勉強も始めています。
また一区切りついたら、同じように淡々とレポートを書こうと思います。
