無事、G検定に合格しました!
ITパスポートに続き、2026年2つめのチャレンジとして取り組んだ資格です。
「生成AIを日常的に使っているし、いけるのでは?」と思っている方ほど、実は油断できない試験かもしれません。
今回は、1ヶ月・約30時間の学習で合格した体験をまとめます。
G検定とは
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する、ディープラーニングの基礎知識を問うジェネラリスト向け資格試験です。
正式名称は「ディープラーニングG検定(ジェネラリスト検定)」。
エンジニア向けのE資格とは異なり、
・ビジネス職
・企画職
・マネジメント層
・教育関係者
・DX推進担当者
など、「AIを使う側・推進する側」に必要な知識を体系的に学ぶ試験です。
数学バリバリというよりは、
・機械学習・ディープラーニングの基礎理論
・代表的なアルゴリズム
・生成AIの仕組み
・倫理・法務・ガイドライン
・最新のAI動向
など、広く・深く問われます。
学習時間・期間
私がITパスポート試験を受けたのが2026年1月31日。
翌日から勉強を始めたものの、すでに残り30日程度…!!
トータルの学習時間は、約30時間。
- 一日20分程度をほぼ毎日
- 休日にまとまった時間を確保
- 隙間時間の活用
というスタイルでした。
「1日1時間!」のような集中型ではなく、細く長く+直前に少し厚め、という感じで勉強を進めました。
学習方法
G検定は民間資格であり、基本的に過去問は公開されていません。
(公式サイトにサンプルとして20問は掲載されているので、要チェック!)
そのため、「とにかく過去問を回す」という戦法が使えないのが難しいところ。
私が使ったのは、
『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格テキスト[第2版]』
『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版]』
合格テキストを1周じっくり読み、その後は問題集をひたすら回しました。
さらに、
- オンラインの勉強動画を視聴
- 自作の問題集アプリをAIで作成
- 正答率が上がるまで繰り返し解く
- 分からない問題はAIに解説してもらう
という方法で理解を深めました。
AI資格の勉強を、AIに手伝ってもらう。とても相性が良かったです。
難易度について
正直に言って問題の難易度が高い!と思いました。
とにかく範囲が広い。
- ニューラルネットワークの仕組み
- CNN・RNN・Transformer
- 強化学習
- 損失関数
- 正則化
- 倫理・法制度
- 国内外のAI政策
など、ChatGPTやGeminiを「使っているだけ」では身につかない知識ばかりです。
そして、「激ムズだった」という声もよく見られるわりに、公表されている合格率は高め。
理由はおそらく、
- 4択問題
- 合格ラインは6〜7割程度(と言われている)
- 満点を目指す必要はない
という点。
つまり、
- 問題の内容自体は簡単ではない
- でも合格難易度は低め
という、少し不思議な立ち位置の資格だと感じました。
試験当日
オンライン実施(自宅受験)。
一番の感想は、時間が足りない!
問題数がかなり多く、1問にじっくり悩む余裕はありません。
(2026年3月現在、100分で145問程度の出題)
- 即答できる問題を確実に取る
- 分からない問題は一旦飛ばす
- 深追いしない
この戦略が重要だと感じました。
あまり自信がない問題も含め、ひと通りすべての解答ができてから、残り時間でじっくり見直していく、という進め方がいいと思います。
実際に受験する前に、公式サイト内の「動作確認」で解答時の挙動がチェックできますが、「この問題をチェックする」機能があるので、自信のない問題にチェックをつけておくと見直しやすい。
資格の活かし方
正直に言うと、G検定で学ぶ内容は、そのまま業務に直結するスキルというよりは、AIの仕組みや歴史、背景を理解するための知識が中心だと思います。
例えば、
- ニューラルネットワークの構造
- CNNやRNNなどのモデルの特徴
- 過去のAIブームと技術の変遷
など、かなり「AIの裏側」にフォーカスした内容が多く、これを覚えたからといって、すぐにAI活用がうまくなるわけではない、というのが率直な感想です。
むしろ、実務でAIを活用するという意味では、
- 新しいAIサービスをどんどん試す
- 実際の業務に小さく導入してみる
- ツールの特性を体験的に理解する
といったことのほうが、はるかに重要だと感じています。
ただ一方で、G検定の勉強を通して、「AIは魔法ではなく、こういう仕組みで動いている」という基本的な理解の土台ができたのは大きな収穫でした。
学校の授業のように、広い範囲を一通り学ぶことで、
- AIに関するニュースが理解しやすくなる
- 新しい技術の位置づけが分かる
- 過度な期待や誤解を持たずにAIと向き合える
といった意味で、AIリテラシーの基礎体力を作る資格だと感じています。
DX推進パスポートのデジタルバッジがもらえます
G検定に合格すると、「DX推進パスポート」のデジタルバッジが申請できます。

DX推進パスポートは、複数のデジタル・AI系資格を組み合わせることで、DX推進人材としての基礎力を可視化する仕組みとのこと。
私はこれまでにITパスポートに合格し、これからDS検定にも挑戦予定。
これらを組み合わせることで、デジタルバッジが取得できるようになっています。
資格を「点」で終わらせず、「線」にしていく仕組みはとても良い取り組みだと思います。
まとめ
G検定は、
- 範囲は広い
- 内容は決して簡単ではない
- でも戦略的に取り組めば1ヶ月でも合格可能
という試験でした。
AIを「なんとなく使える」から「構造を理解して語れる」へ。
その第一歩として、とても良い資格だと感じています。
次はDS検定。
またコツコツ積み上げていきます!
