「オトノオモチャ」音で遊べるメディア・アート作品

rhythmushi

「オトノオモチャ」は、2009年の11月、出身音大学科(国立音楽大学 音楽文化デザイン学科)のコンサートイベント「Sonic Interaction 2009 Vol.2」にて、展示作品として制作した作品です。

この展示では、
リズムシ・・・・アプリで配信しているのとは違う、シーケンサー機能のあるリズムシ
オトクズシ・・・音を頼りにブロックを壊すブロック崩し
オトノオモチャ・・・ブロックをはめこんで音をあそぶ生成音楽作品
上記3つを、コンサート会場のロビーにインタラクティブなインスタレーションとして展示したものです。ここでは、展示全体のタイトルも「オトノオモチャ」としていました。
すべての作品は、Adobe Flashで制作し、Mac+マウスもしくはゲームコントローラーで遊べるようにしていました。

3つの作品のうち、ブロックをはめこんで音をあそぶ生成音楽作品「オトノオモチャ」をメイン作品として制作していたのですが、実際に参加者が体験を始めると予想に反して、キャラクターが踊る「リズムシ」のほうに圧倒的人気が集まりました。その経験を受けて、この展示終了後はキャラクター「リズムシ」をメインに据えた作品制作に切り替えていき、「リズムシ」シリーズが生まれた、という裏話があります。

この作品を展示していたころにはまだiPadが発売していなかったのですが、13年ほど経過した2022年、FlashコンテンツをそのままiOS向けにビルドできるAIR for iOSの機能を使ってアプリをビルドしてみたところ、まさにiPadにぴったり!そのまま審査に出して、無事にApp Storeから配信できるようになりました。
ダウンロードはこちらから↓


13年ほど前に制作した作品が、ほぼそのままのコードでビルドして、審査に通ってApp Storeから配信できたことは驚きです!

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